海に囲まれた村の牛肉
東通村は下北半島の北東、太平洋と津軽海峡に挟まれた場所だ。冬は-15℃を下回る気温が観測される豪雪地帯で、年間降水量も1300ミリを超える。こうした厳しい気候の中で、村の産業は漁業と農業、そして原子力関連施設に支えられてきた。
その村で育つ東通牛は、こうした風土の産物だ。塩辛い海風が吹き抜ける牧草地で、牛たちは季節の移ろいを全身で受ける。冬の厳しさを耐え抜いた肉は、繊維が詰まり、味わい深い。

家の食卓に、切り落としで着地させる
届いた切り落としは、バラとネックスライスの2種類。500グラムずつ、冷凍で届く。

バラは脂が入り、炒め物や鍋に向く。ネックスライスは赤身が強く、焼肉や煮込みに使える。どちらも「切り落とし」だからこそ、家の台所では融通が利く。夜の炒め物に、週末の鍋に、そのときどきの食べ方で活躍する肉だ。
解凍は冷蔵庫でゆっくり。朝出して夜に使う、その程度の時間があれば十分。焼くときは強火で手早く。塩をふって、そのまま食べるのが、この肉の味を引き出す食べ方だ。冬の夜、温かい鍋の中で、海風に鍛えられた肉の味が、家の食卓に着地する。
村の産業を支える、もう一つの返礼品
寄付額に余裕があれば、Higashidoori Silverという上位グレードもある。こちらはより厳選された部位で、特別な日の食卓向けだ。ただ、日々の食べ方を考えると、切り落としの融通性と、その価格帯での満足度は、この村の食べ方そのものを映している。

