港が町を作った地形
苫小牧に入ると、まず目に入るのは水平線だ。太平洋に面した港湾都市。だが、この町の港は自然の入江ではない。1963年、世界で初めて内陸に掘り込まれた港湾として苫小牧港が開港した。石炭を機能的に流通させるために、人の手で地を掘り、水を引き込んだ。その後、東港も開港。今、苫小牧港の内航取扱貨物量は日本一だ。
町の形は、この港の必要性から生まれた。工業地帯が広がり、製紙工場が立ち並び、石油備蓄施設が置かれた。札幌に最も近い太平洋岸の港であり、新千歳空港にも近い。その利便性が、北海道工業地域を代表する港湾都市へと押し上げた。
滞在を返礼品で
この町に寄付すると、楽天トラベルクーポンが届く。苫小牧市内の対象施設で使える。港を見下ろすホテルの窓から、工業地帯の夜景を眺める。あるいは、樽前山の麓、ウトナイ湖の近くの宿で、野鳥の声を聞く朝を迎える。この町は、工業都市でありながら、近郊に希少な自然を残している。支笏洞爺国立公園の区域に樽前山があり、日本初のバードサンクチュアリに指定されたウトナイ湖がある。

寄付額に応じて、5000円分から25000円分まで選べる。滞在の長さや季節に合わせて、自分の旅を組み立てる。冬は豪雪地帯。年平均降雪量は145cm。その白い町を歩く体験も、この返礼品で可能になる。

紙の町の日用品
もう一つ、この町を知る返礼品がある。トイレットペーパーだ。ネピアの製品。苫小牧は「紙のまち」と呼ばれる。明治43年、王子製紙の工場が竣工して以来、製紙業が町の産業を支えてきた。その後、大日本再生製紙の工場も操業を始めた。今も、紙製品の製造が町の重要な産業だ。
日用品として家に届く紙製品は、この町の産業史を身近に感じさせる。毎日使うものだからこそ、その背景にある町の営みが、生活に溶け込む。港で貨物を扱い、工場で紙を漉く。その営みが、返礼品として家に届く。苫小牧への寄付は、そうした町の営みを支えることでもある。
