志布志湾の朝、鮮魚問屋の目利きが届く
東串良町は大隅半島の東に位置し、志布志湾に面した町だ。肝属平野の中心にありながら、海との距離が近い。その湾で毎朝揚がる魚を、鮮魚問屋が厳選して箱詰めにする——それが 朝獲れ鮮魚BOX だ。

届いた箱を開けると、氷に包まれた魚たちが、その日の朝に水揚げされた状態で入っている。何が入るかは、その日の漁次第。鮮魚問屋の目利きで選ばれた2kg程度の魚たちは、台所に着いた時点で、すでに調理の準備ができている。塩焼きにするなら、そのまま火にかけられる。刺身にするなら、鮮度が命だから、届いたその日が食べ頃だ。季節によって顔ぶれが変わる。秋には秋の魚が、冬には冬の魚が入る。その土地の漁場が、季節ごとに何を出しているかが、箱の中身で分かる。
水産業が盛んな川東地区では、ちりめんじゃこや炒り子も作られている。小さな魚を塩漬けにして干す手間は、何世代も前からこの町で続いている仕事だ。その同じ湾から、今日も朝獲れの魚が上がる。
鰻の蒲焼は、この町の夏の定番
鰻の蒲焼 も、東串良町の返礼品の顔だ。3尾で630g、タレと山椒が付いている。丑の日に発送してもらう選択肢もあるから、夏の土用の時期に合わせて届けてもらえば、家の食卓に季節の儀式が着地する。

鰻は、一尾ずつ丁寧に捌いて、串を打って、炭火で焼く。その手間を経た蒲焼は、タレをかけて温め直すだけで、家の晩酌の一品になる。白いご飯の上に乗せれば、それだけで夏の疲れを癒す食事になる。秘伝のタレというのは、その店が何年もかけて作り上げた味だ。鰻の身の脂と、タレの甘辛さが絡み合う瞬間が、この返礼品の本質だ。
志布志湾の朝獲れと、鰻の蒲焼。どちらも、この町の水産業の現場から、直接家の食卓に届く。肝属平野の小さな町だからこそ、漁場と台所の距離が近いのだ。