豊後水道の漁場が、台所の距離になる
津久見は、大分県の東海岸に三方を海に囲まれた町だ。豊後水道に面した津久見湾、そして沖には保戸島がある。この島の漁師たちが、遠洋でマグロを獲ってきた歴史は古い。1906年、保戸島でマグロ延縄漁が始まったと記録されている。それから百年以上、この町の生業は海にある。
本マグロの中トロが届くと、冷凍のまま解凍する。5人前、800グラム。家族の食卓に、保戸島の漁場が着地する瞬間だ。中トロは脂が乗った部位。刺身として、そのまま醤油をつけて食べるのが素朴だ。冷凍ものだからこそ、鮮度を保ったまま家に届く。解凍後は、できるだけ早く食べるのが作法。晩酌の肴に、週末の海鮮丼に。マグロの身が、白い米の上に映える。

津久見の漁業は、マグロだけではない。豊後マグロの希少部位も返礼品にある。中落ちという、骨に沿った身の部分。刺身用として、濃い赤身と脂のバランスが独特だ。こちらは200グラム×2パック。少人数の家庭や、マグロを食べ比べたい時に向いている。

山と海が近い町の、もう一つの顔
津久見の産業は、海だけではない。市の西部の山地では石灰石が採掘されてきた。江戸時代から続く鉱業の歴史がある。だが食卓に届く返礼品として、この町を代表するのは、やはり海の幸だ。
おおいた和牛の生ハムも選べる。大分県産の牛肉を薄くスライスし、塩漬けにしたもの。50グラムの小分けパックで、複数枚数から選べる。冷蔵で保存でき、開けてすぐに食べられる。ワインの肴に、チーズと一緒に盛り合わせて。山の産物と海の産物、両方が津久見の食卓にはある。
人口1万5千余の小さな町。だが豊後水道という良港を持ち、石灰石という地下資源を持ち、そこから生まれた食べ物がある。返礼品として家に届く時、それは単なる『食材』ではなく、この町の生業そのものが、あなたの台所に入ってくるということだ。
