盆地の底に、米が育つ
武雄に入ると、まず地形が目に入る。低山と盆地が幾重にも重なる地勢だ。武雄盆地、川登盆地、真手野盆地。市域を流れる六角川と松浦川が、それぞれの盆地を潤す。
盆地の底は、昼夜の気温差が大きい。年平均気温15.4℃という内陸の冷涼さ。夏は35℃を超えることもあるが、夜間は放熱される。そして霧が多い。こうした条件が、米の粒を引き締める。
橘産さがびよりは、その盆地の米だ。16年連続で特A評価を受けている。白米を炊くと、粒が立つ。冷めても甘みが残る。これは気温差と霧の夜露が、ゆっくりと米を熟成させた結果だ。

同じ盆地の別の地点からは、大楠水車米も届く。若木町の水車が象徴するように、この地の米作りは水と地形に寄り添ってきた。どちらも、盆地という地層の産物である。

温泉と、旅の時間
武雄温泉は、市の中心部にある。盆地の底から湧く湯だ。明治時代から知られ、今も多くの旅人が訪れる。
楽天トラベルクーポンを使えば、市内の温泉旅館で湯に浸かることができる。盆地を見下ろす高さから、あるいは町並みを眺めながら、温泉の湯に身を委ねる。それは、この町の地形そのものを感じる時間になる。
米を炊き、湯に浸かる。武雄への寄付は、そうした日常と非日常の両方を、家と旅館に届ける。
