瀬戸内海に浮かぶ、漁業の島
江田島は広島湾に浮かぶ島だ。本州とは橋でつながっているが、周囲を海に囲まれた土地の暮らしは、やはり海と一体だ。漁業がこの町の骨格をなしており、特に牡蠣とちりめん、そして焼酎の製造が、島の経済を支えている。
私がこの町を見るとき、思い出すのは「軍都」としての過去だ。かつて海軍兵学校が置かれ、戦前から海軍の拠点だった。その歴史は今も、地名や施設に刻まれている。だが同時に、その歴史と漁業の営みが、この島の文化を形作ってきた。焼酎の銘柄に「ヨーソロ」(海軍の敬礼の掛け声)という名が付くのも、そうした背景があるからだろう。
冬から春へ、牡蠣の季節に届く
殻付き牡蠣 16個は、この町の返礼品の中で最も象徴的だ。広島湾で育った牡蠣は、冬から春にかけて身が詰まる。瞬間冷凍で届くこの牡蠣は、家に着いたその日から、台所の主役になる。

殻を開けるのは手間だが、その手間こそが食べ方だ。ナイフを入れ、貝柱を切り、殻をひっくり返す。その間に、潮の香りが立ち上る。生で食べるなら、レモンを絞るだけ。焼くなら、殻のまま火にかけ、ふつふつと音がしたら食べ頃だ。蒸しても、味噌汁に入れても、この牡蠣の旨味は変わらない。冷凍だからこそ、季節を問わず家の食卓に瀬戸内の冬を呼び込める。

晩酌の相棒、島の焼酎と日本酒
牡蠣を食べるなら、飲み物も島のものを。米焼酎「ヨーソロ」は、江田島銘醸が造る本格焼酎だ。25度の焼酎は、ロックでも水割りでも、牡蠣の塩辛さを引き立てる。名前の由来は海軍の敬礼だが、飲むたびに、この島の歴史が背景に見える。

もう一つ、日本酒「島の香」上撰も、同じ蔵の造り手による地酒だ。1.8リットルの瓶は、晩酌の相棒として、何度も食卓に登場する。牡蠣の生食にも、焼いたものにも合わせやすい。
海の幸を、別の形で
牡蠣だけでなく、アヒージョも、この島の海の恵みを別の形で味わわせてくれる。オリーブオイルに漬けた魚介類は、そのまま温めてパンに乗せたり、ご飯に混ぜたり、使い方は自由だ。冷凍で届くため、必要な分だけ解凍して使える。保存も効き、台所の引き出しに常備しておくと、急な来客や、ちょっと豪華な晩酌の時に重宝する。
江田島への寄付は、この島の漁業と、その歴史を支える人たちへの応援だ。返礼品として届く牡蠣や焼酎は、単なる食べ物ではなく、瀬戸内海の季節と、島の暮らしを家に運ぶ。