盆地の晴天が育てる米
三木は、六甲山地と中国山地に三方を囲まれた盆地だ。瀬戸内海式気候の温暖さと、年間降水量1200ミリメートル程度の少雨。晴天日が多く、にわか雨は降るが、全体としては乾いた空気が支配する。こうした気象条件が、ため池を数多く必要とさせた。そして、その同じ条件が、酒米・山田錦の栽培に適した土地を作った。
吉川地区と細川地区。市の北部から東部にかけて、この盆地の田園地帯では、初夏から秋にかけて、山田錦の穂が風に揺れる。金物の町として知られる三木だが、その地形と気候が必然的に生み出したのが、この米だ。
山陽ほまれのコシヒカリ・ヒノヒカリは、その盆地で育った米を、定期便で家に届ける。10キログラムを6回。季節ごとに、新しい米が食卓に着く。炊きたての湯気が立つ時、その米は、三木の晴天と、ため池の水と、農家の手が一つになった形だ。

城下町の記憶と、現在の暮らし
三木城を中心に形成された旧市街地は、美嚢川沿いに今も息づいている。戦国時代の三木合戦の舞台となり、江戸時代からは金物の生産地として栄えた。湯の山街道や滑原商店街には、その時代の町並みが残っている。
一方、1970年代以降、神戸のベッドタウンとして、緑が丘・自由が丘・青山といったニュータウンが次々と開発された。今、三木には二つの顔がある。歴史の層を重ねた旧市街と、新しい住宅地。その両方に暮らす人々の食卓に、この米は届く。
神戸ビーフのロースも、そうした暮らしの中にある。すき焼きの鍋に、この肉を落とす。晩酌の時間が、少し特別になる。

楽天トラベルのクーポンは、市内の宿泊施設で使える。吉川温泉「よかたん」や、周辺のゴルフ場の近くの宿。盆地の夜を過ごす時間も、この町の返礼品の一部だ。