盆地を抜けて、山へ向かう道
豊田市に入ると、まず目に入るのは平坦な盆地だ。矢作川が狭い「鵜の首」を出口とした豊田盆地。ここは工業都市の中心地であり、トヨタ自動車の企業城下町として知られている。しかし市域の大半は、この盆地の北と東に広がる山間地帯だ。
2005年の合併で、豊田市は一気に広がった。旧豊田市の平野部から、北部の猿投・藤岡・小原地区、東部の松平・下山・足助・旭・稲武地区へと。標高差は約1,200メートル。盆地の最低地点3.2メートルから、旧稲武町域の最高地1,229メートルまで。同じ市内とは思えない、劇的な地形の変化だ。
山間部は愛知高原国定公園に含まれ、三河高原や旭高原といった緩やかな山々が広がる。かつて「塩の道」と呼ばれた飯田街道(国道153号)は、この山々を貫いて長野県へと続く。足助宿は塩の物流拠点として栄え、「足助塩」の銘柄で知られた。その歴史は今も、足助の古い町並みに刻まれている。
旅は、この地形の物語を辿ること
楽天トラベルクーポンは、豊田市内の対象施設で使える。盆地の市街地から山へ向かう旅。稲武温泉、笹戸温泉で冷え込みの厳しい山間の夜を温もりで包まれ、足助の古い町並みを歩いて塩の道の歴史に触れる。香嵐渓の渓谷美も、この市域に含まれている。

工業都市としての豊田市と、山間の保養地としての豊田市。同じ行政区画の中に、全く異なる風景が共存している。その両方を体験する旅が、この市の本当の姿を映す。
JTBふるさと旅行クーポンやとよたユニバーサル旅行サポートクーポンも、同じ目的地への道を開く。どの季節に訪れるかで、見える風景は変わる。夏は山間部の涼しさ、冬は面ノ木峠の樹氷。盆地の市街地から出発して、標高1,200メートルの別世界へ。その往復の中に、豊田市という市域全体の物語がある。

