雪国の米は、冬の仕込みから始まる
飯山は日本有数の豪雪地帯だ。年間降雪量は821センチ。冬、この町の台所は雪に包まれる。そうした環境の中で、米作りは独特の強さを持つ。
寒暖の差が大きい大陸性気候。冬は氷点下20℃近くまで下がり、春の雪解け水は冷たく清冽だ。その水が田を潤し、夏の日中の暑さと夜間の冷え込みが、米の粒を引き締める。豪雪地帯だからこそ、米は深い味わいを持つようになる。
北信州みゆきの幻の米は、そうした風土の産物だ。コシヒカリの中でも特に選別された品で、白米・精米から容量を選べる。2kg、5kg、10kg、15kgの選択肢があるから、一人暮らしから家族まで、自分の食べ方に合わせて届けてもらえる。

冬の朝、炊きたての米を口に含むと、粒がしっかり立っている。甘さが後から来る。雪国の米は、こうした食べ方を想定して育つ。温かいご飯を毎日食べる家庭なら、この米の真価は冬場に引き出される。
雪解けの季節に、りんごも育つ
飯山の返礼品には、米だけでなく果実も多い。信州りんごのサンふじや秋映は、同じ寒冷地の恵みだ。

りんごは秋の果実だが、その味わいを決めるのは春から夏の気象条件。昼間の日差しと夜間の冷え込みが、果実に酸味と甘さのバランスをもたらす。飯山の気候は、米にもりんごにも、同じ厳しさと恵みをもたらしている。
米とりんご。雪国の台所では、この二つが季節を通じて主役になる。冬は温かいご飯で、秋から冬にかけてはりんごで、その土地の風土を食べることになる。
