宿場町の商人気質が、今も菓子に宿る
高崎は、江戸時代から交通の要衝だった。中山道の宿場町として、また城下町として、人と物が絶えず行き来する場所。「お江戸見たけりゃ高崎田町、紺ののれんがひらひらと」と詠われたほど、商いが盛んだった。鍛冶町には鍛冶職人が、鞘町には刀の鞘師が、白銀町には金銀細工師が住み、職人の町として栄えた。その町名は今も残っている。
私はこの町を、「通過する人のための町」だと見ている。だからこそ、手土産文化が根付いた。旅人が立ち寄り、何かを手に取って次の宿場へ向かう。そういう営みが何百年も続いた場所なのだ。
ハラダのラスクは、その気質をそのまま形にしたような菓子だ。バターの香りが立ち、歯を入れるとさくりと音がして、口の中で溶ける。化粧缶に詰められた状態で届くから、そのまま誰かに渡すことができる。帰省の時、転勤の挨拶に、仏壇への御供えに。高崎という町で何百年も続いてきた「渡す」という営みが、この一箱に凝縮されている。

日常の中で、ちょっと良いものを
高崎は今、県内最大の商業都市だ。駅の東西に大型商業施設が立ち並び、問屋町には日本初の郊外型問屋団地がある。交通の要衝は、そのまま消費の中心地になった。

そういう町だからこそ、ボールドジェルの詰め替えやアリエールの大容量といった、日々の洗濯を支える品も返礼品として選ばれている。毎日の家事の中で、ちょっと良い香りがする、ちょっと使い心地が良い。そういう小さな満足が、生活を整える。高崎という町は、そうした「日常の質」を大事にする町なのだと思う。

また、ハーゲンダッツのアイスセットは、家族で食卓を囲む時間をくれる。季節限定の味、人気の味が詰め合わせになっているから、誰かが好きな一杯を選ぶ。そういう小さな喜びが、家の中に生まれる。
高崎に寄付すると、こうした品々が家に届く。宿場町の心意気で選ばれた手土産から、毎日を支える洗剤、家族の時間を彩るアイスまで。交通の要衝が生んだ、商いの町らしい返礼品の顔ぶれだ。
