三つの川に囲まれた、米の町
五霞町は茨城県の西南端にあり、利根川、江戸川、中川に囲まれた珍しい地形をしている。町内全域が利根川の右岸にあり、江戸川の起点でもある。この水に恵まれた平坦な土地が、米作りに適した環境を作ってきた。
町の産業を見ると、工業が主流に見えるかもしれない。確かに圏央道の五霞インターチェンジ周辺には工業団地が広がり、製造業の事業所が多い。だが、農業もまた町の基盤だ。耕地面積は田が904ヘクタール、主な作物の収穫量を見ると、米が圧倒的で、コシヒカリなどが年間3970トン採れている。この米が、町の食卓を支え、寄付者の家の食卓にも届く。
五霞の輝きは、出荷日に合わせて精米される。つまり、届いた時点で最も新しい状態だ。16キログラムという量は、一人暮らしなら2ヶ月近く、家族なら1ヶ月弱の食卓を支える。5キログラムと6キログラムの袋に分かれているのは、保存と使い勝手を考えた設計だろう。冷蔵庫の野菜室に立てて入れやすく、開封後の劣化も遅い。

毎日の炊飯で、この米の質感が分かる。粒が立ち、甘みが引き出される。おかずが何もなくても、白飯だけで食べたくなる米がある。それが、利根川と江戸川に挟まれた土地で育ったコシヒカリだ。
町の個性を映す、もう一つの返礼品
猿島茶を使ったクラフトジンも、この町の顔を映している。五霞町は茨城県西南地域に属し、古くから茶の産地でもある。ジュニパーベリーと地元の茶を組み合わせたジンは、町の農業と、新しい食文化への試みを同時に表現している。晩酌の時間に、この町の風土を感じる一杯になるだろう。

米も茶も、この町の水と土が育てたもの。三つの川に囲まれた地形が、どのような食卓をもたらすのか。寄付を通じて、その答えが家に届く。

