水運の町が、米を育てた理由
稲敷市は、利根川と霞ヶ浦に挟まれた水田地帯だ。江戸時代、この町は薪炭の集積地として栄えたが、同時に広大な水田を抱えていた。小野川から霞ヶ浦、利根川へと続く水運は、米も運んだ。江戸崎地区はその拠点として機能し、やがて米どころとしての顔を持つようになった。
今、その米は形を変えて家の食卓に届く。寝かせ玄米ごはんパックは、稲敷産の玄米を蒸して、寝かせたもの。パックを開けると、ほのかに甘い香りがする。温めるだけで、粒がふっくら立つ。朝の忙しい時間、白いご飯を炊く手間がない。夜遅く帰った日の晩酌の友にもなる。玄米の香りと、もっちりとした食感は、この土地の水が育てた米の本質を、最も素直に伝えている。

品種で選ぶ、米の個性
稲敷の米は、品種で個性が分かれる。ミルキークイーンは、その名の通り、乳白色の粒を持つ品種だ。もっちりとした食感が特徴で、冷めても硬くなりにくい。弁当に詰めても、翌日の朝食でも、粒の柔らかさが残る。家族が多い家庭なら、炊き置きして小分けにする使い方も無駄がない。

一方、にじのきらめきは、茨城県が開発した新しい品種。粒が大きく、甘みが強い。白米として炊くと、一粒一粒の存在感がある。ご飯だけで食べたい、そういう日もある。10kg(5kg×2袋)の配送なら、開封後の保存も工夫しやすい。冷蔵庫の野菜室に立てて入れれば、湿度を保ちながら鮮度が続く。
台所に届く、水田地帯の営み
稲敷市の水田は、今も広がっている。人口は減少し、過疎地域に指定されたが、米を作る手は止まっていない。寄付して届く米は、その営みの一部だ。玄米パックなら、消化も良く、栄養も逃さない。品種米なら、ご飯の味わいそのものを楽しむ。どちらを選んでも、利根川と霞ヶ浦に囲まれた土地が、毎年どう米を育てているか、その現在地が家に届く。
