ふるさと納税 返礼品ガイド 福島県楢葉町・収録 3件 返礼品を見る ↓控除上限額を試算
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福島県楢葉町のふるさと納税 楢葉町、日本酒とゆず酒に託された復興の手仕事

福島県楢葉町のふるさと納税は現在 3件の返礼品を提供しています。 寄付額は ¥14,000 〜 ¥26,000 の幅で選べます。 主なカテゴリは 食品・お酒(3件) です。

浜通りの小さな町が、醸造の技で歩み直す。

福島県楢葉町のふるさと納税 返礼品で人気の地域の風景
楢葉町(福島県)/ 写真: Wikimedia Commons

楢葉町のおすすめ(編集部が選定)

収録返礼品は全3件。

木戸川の水が育てた酒造りの系譜

楢葉町は福島県浜通りのほぼ中央、太平洋に面した町だ。町域の大部分は阿武隈高地の山地で、中央を木戸川が西から東へ流れている。この川の水が、この町の酒造りを支えてきた。

福島県・楢葉町の位置

私が推す一品は 楢葉の風・特別純米酒 である。2本セットで届く、720ミリリットルの瓶だ。

楢葉の風・特別純米酒
楢葉の風・特別純米酒 ・ ¥19,000

2011年3月の原発事故で、楢葉町は警戒区域に指定された。町域のほぼ全域が立ち入り禁止となり、役場機能は会津美里町といわき市に移転した。4年後の2015年9月、避難指示が解除されるまで、この町は人の営みが止まっていた。

酒造りも、その例外ではない。しかし町が戻ってくる過程で、醸造業者たちは少しずつ仕事を再開した。木戸川の水は変わらず流れ、米を育てる土地も戻ってきた。楢葉の風 は、その再開の証だ。特別純米酒という格付けは、米と水と麹菌だけで仕上げた、シンプルで誠実な酒である。晩酌の盃に注ぐたび、この町が選んだ道筋が伝わる。

ゆずの香りに、季節の手当てを見る

同じく返礼品に ならはのゆず里愛 がある。500ミリリットル、2本のセットだ。ゆず果実酒である。

ならはのゆず里愛
ならはのゆず里愛 ・ ¥14,000

ゆずは秋から冬にかけて実をつける。この町の台所では、冬至の日に湯に浮かべたり、煮詰めてジャムにしたり、酒漬けにして春先まで引き出しに置いておく。ゆず酒は、そうした季節の手当ての一つの形だ。

福島県楢葉町
福島県楢葉町 ・ 写真: Haruhiko Okumura / Wikimedia Commons(CC BY 2.0)

届いた瓶を開けば、ゆずの香りが立ち上る。ソーダ水で割って冷やして飲むのもよし、温めて湯呑みに注ぐのもよし。冬の夜、家の中で季節を感じる飲み方ができる。

楢葉の風・純米大吟醸酒 も同じく返礼品に並ぶ。こちらは米を磨き、香りを引き出した酒である。特別純米酒とは異なる、華やかな香りの世界だ。

小さな町の返礼品は、どれも少量だ。だからこそ、一本一本が丁寧に選ばれ、飲み手の手に届く。楢葉町に寄付すれば、この町が選んだ酒が家に着く。それは、この町の人たちが、震災後の時間をかけて立て直した営みへの応援になる。

楢葉町のおすすめ返礼品(編集部の推し)

「楢葉の風」 特別純米酒 720ml 2本

¥19,000

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楢葉町に寄付して受け取れる返礼品(3件)

楢葉町の返礼品は、すべて酒類だ。食品の多様性を期待する読み手には物足りなく映るかもしれない。しかし、この町が今、返礼品として選んだのが酒であることの意味を考えたい。原発事故で失われた営みを、少しずつ取り戻す過程で、醸造業者たちは水と米と技術を信じて仕事を続けた。その選択が、この3本の瓶に詰まっている。— 森下 工