湿原の縁に立つ村の風景
釧路湿原の北縁に位置する鶴居村。標高3.6メートルの湿地帯から812メートルの阿寒山麓まで、高低差に富んだ原野が広がる。冬、気温が−20℃を下回る日も珍しくない厳しい季節に、タンチョウが飛来する。村の名そのものが、この鶴の棲息地であることに由来する。
雪裡川、幌呂川、久著呂川の三つの河川が流域を潤す。この水と冷涼な気候が、村の産業を形作ってきた。酪農が盛んで、農業所得は国内でも上位。そしてその酪農の傍らで、新しい営みが根付きつつある。
冷涼な大地が醸すビール
Brasserie Knot の飲み比べセットは、この村で生まれたクラフトビール。寒冷地の気候が必然的に生む、冷たく澄んだ水。その水を使い、丁寧に仕込まれたビールが届く。

冬の夜、暖かい部屋で、湿原を見守る村の営みを思いながら飲む。ビールの香りと味わいは、この土地の冷涼さそのものだ。複数の銘柄を一度に味わえるセットは、村の職人たちの手仕事の幅を知る入口になる。

牧場での一夜
どさんこ牧場の宿泊は、酪農大地の景観を身体で感じる体験。朝、牧場から見える湿原。夜、星の多さ。食卓には、この村で育った食材が並ぶ。

タンチョウが飛来する季節に訪れれば、早朝の観察地から帰ってきた足で、牧場の日常に戻る。そうした時間の流れが、この村の暮らしの本質を映す。
村を応援する、小さな入口
ふるさと応援券は、村内の飲食や温泉で使える。一度の寄付で、複数回、村の営みに触れる機会が生まれる。クラフトビールの醸造所を訪ねるもよし、地元の食卓を試すもよし。小さな村だからこそ、寄付者と生業の距離が近い。