牧場から台所へ、毎朝の一杯
浦幌町の朝は、牛乳から始まる。南北に長い町域の大部分は丘陵と台地で、林野が7割を占める。その間を縫うように広がる牧場で、毎日、乳牛たちが草を食む。戦後、炭鉱から酪農地域へと変貌したこの町は、今、肉用牛の生産と並んで、乳牛飼育の中心地だ。
森永北海道牛乳は、その酪農の営みが、そのまま家の冷蔵庫に届く形だ。定期便で3回、1リットル×12本。朝食のコップに、シリアルに、コーヒーに。子どもの成長期の一杯に。料理の隠し味に。牛乳は、毎日使う家庭ほど、産地と製造の手が見える品を選びたくなるものだ。浦幌の牧場で育った牛から搾られた乳が、町内の工場で瓶詰めされ、常温保存で届く。その流れの短さが、鮮度と信頼を運ぶ。

冬は-20℃を下回る気温が珍しくない、寒冷地の十勝。そうした厳しい環境だからこそ、乳牛たちは良質な乳を出す。定期便という形式は、毎月の食卓の「あたりまえ」を支える選択肢でもある。
太平洋の漁場から、季節の一品
町の南部は太平洋に面し、厚内漁港を持つ。近海はサケの好漁場として知られ、タコ、ホッキ、シシャモなども漁獲される。北海道産いくらは、その海の季節を家に運ぶ。醤油漬けの粒立ちの良さは、新鮮さの証だ。

70g、140g、280g、420gから選べる容量は、家族の人数や食べ方に合わせて決められる。ご飯の上に、軍艦巻きに、親子丼に。冬の食卓に、海の色と塩辛さが欲しい時期がある。そうした時に、浦幌の漁港から届く一品は、季節の手当てになる。