雪に埋もれて、米は熟成する
沼田町は北海道空知の北部、雨竜川の北岸に位置する。三方を山に囲まれた地形が、冬の積雪を深くする。この雪こそが、この町の米作りの核心だ。
ななつぼしは、秋に収穫した後、雪の中に埋めて春まで貯蔵される。気温が一定に保たれた雪室の中で、米は静かに熟成する。外気の温度変化を受けず、湿度も安定している。だから届いた時、粒は透明感を保ち、炊いた時の香りが違う。冬の間、雪に守られた米は、春先の食卓に着地する時、ほのかな甘みを携えている。

開拓から130年、この町の農業は雨竜川の水と、山々に囲まれた盆地の気候に支えられてきた。米作りは基幹産業であり、その営みは季節の手当てそのものだ。雪中米という返礼品は、単なる食材ではなく、この町が冬をどう使うかという知恵の形である。
定期便で、季節を通して届く米
一度の寄付で複数月にわたって米が届く定期便もある。4ヶ月定期の5kg便なら、発送月を選んで、春から初夏、夏から秋へと、季節ごとに新しい米を家に迎え入れることができる。無洗米なので、研ぐ手間がなく、朝の準備が楽になる。毎月、沼田町の米が食卓に上る。それは、この町の農業と季節の流れを、自分の家の中に引き込むことでもある。

10kg便の4ヶ月定期なら、家族が多い台所でも、米の切れ目がない。保存場所さえあれば、いつも新しい米がある安心感は、毎日の炊事を支える。
温泉と、町の営みを一緒に
この町にはほろしん温泉の宿泊券もある。幌新地区は、化石館やほたるの里、オートキャンプ場など、観光の拠点になっている。温泉に浸かり、町を歩き、米作りの風景を眺める。そうして帰宅した後、沼田町から届いた米を炊く。返礼品は、その町との関係を一度きりではなく、季節ごと、食事ごとに思い出させるものでありたい。