山々に囲まれた、小さな町の季節
北海道の後志管内、羊蹄山とニセコ連峰に挟まれた盆地にニセコ町はある。尻別川は清流日本一に認定されたことがあり、春から夏にかけては温暖で晴天の日が多い。冬は北西からの季節風で雪が積もり、「特別豪雪地帯」に指定されるほどだ。
この町の風景は、季節ごとに表情を変える。初夏の緑、秋の紅葉、冬の雪景色。そしてそれぞれの季節に、この町を訪れる人たちがいる。スキーヤーたちが冬の斜面を滑り、夏にはトレッキングやラフティングで山々を歩く。通年観光リゾート地として、国内外から多くの人が訪れるようになった。
山麓の宿で、季節を過ごす
ニセコ町に寄付すると、町内の対象施設で使える宿泊クーポンが返礼品として届く。寄付額に応じて、より大きな額のクーポンを選ぶこともできる。

このクーポンは、単なる割引ではない。羊蹄山の麓、尻別川の音が聞こえる宿で、朝日が山々を照らす景色を眺めながら目覚める。そういう時間を、自分たちのペースで選べるということだ。
冬なら、スキーの帰りに温泉に浸かる。春なら、雪解けの川の流れを聞きながら、地元の野菜を使った食事をする。秋には、ニセコアンヌプリの紅葉を眺めながら、静かな夜を過ごす。季節ごとに、この町が提供する風景と時間が変わる。
ニセコ町は2001年に日本全国の自治体で初めて「ニセコ町まちづくり基本条例」を策定し、住民と情報を共有し、参加型のまちづくりを進めてきた。2014年には「環境モデル都市」に選定され、水資源の保全にも力を入れている。そうした町の姿勢が、訪れる人たちにも伝わる。
山に囲まれた小さな町で、季節の移ろいを感じながら過ごす数日間。それが、ニセコ町への寄付で得られる返礼品の本質だ。
