外輪山の東、高冷地の米どころ
高森町は阿蘇の南東部、外輪山の東側に位置する。町域は東西に大きく分かれており、西側は阿蘇カルデラ内の南郷谷、東側は外輪山の外側で大分県・宮崎県に接する。この地形が、町の農業の顔を決めている。
高冷地。標高が高く、昼夜の気温差が大きい。こうした環境は、米にとって理想的だ。夜間の冷え込みが澱粉の蓄積を促し、粒が引き締まる。町内で育つ米は、そうした条件下で、ゆっくり熟成される。くまさんの輝きは、そうした高森の米を代表する品種。五kg単位で選べるので、家族の食べ方に合わせて量を決められる。新米の季節、炊きたての一杯は、その土地の冷え込みの深さを味わうことになる。

畜産の町、牛肉の選び方
高森町の農業は、米だけではない。畜産も盛んだ。特に牛。町内で育つ牛は、高冷地の牧草地で、ゆっくり育つ。
赤牛のミニステーキは、一パック120gという小ぶりなサイズ。すき焼きや焼肉の夜に、家族で分け合う量だ。赤牛は、黒毛和牛とは異なる系統の牛で、赤身が強く、脂が少ない。高冷地で育つ牛の特性が、そのまま肉質に表れている。冷蔵庫に常備しておいて、週末の食卓に出す。そういう使い方が似合う品だ。

町の宿泊施設で、季節を過ごす
高森町は観光地でもある。根子岳の夕焼け、九十九曲りの桜、高森湧水トンネル公園の幻想的な光。季節ごとに、町の表情は変わる。
町内の宿泊クーポンは、5000円クーポン6枚。町内11の加盟施設で使える。春は桜を見に、秋は紅葉を見に。あるいは、グリーンツーリズムの拠点として、農園やペンション、キャンプ場を巡る。そうした滞在の中で、地元の野菜や手作りの漬物、炭焼き地鶏といった素朴な食べ物に出会う。返礼品は、その町での時間そのものへの入口になる。