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紀伊水道の恵みを、夏の食卓へ。小松島のハモ

港町が育てた鱧。夏の定番を、家で仕込む喜び。

小松島市の風景
小松島市(徳島県)/ 写真: Wikimedia Commons

小松島市のおすすめ(編集部が選定)

収録返礼品は全6件。

港の流儀が、夏の台所に届く

小松島は紀伊水道に面した港町だ。勝浦川と那賀川に挟まれた三角州に街が広がり、古くから沿岸漁業で生きてきた。いまも和田島町や小松島町元根井地区では、底引き網漁とバッチ網漁でハモ・タチウオ・エビを獲り、阪神地区へ出荷している。その流れの中で、夏の食卓に欠かせない一品がある。

鱧のしゃぶしゃぶセットは、小松島の漁師たちが夏に獲ったハモを、冷凍で三度に分けて届ける。500グラム×3回、計1.5キロ。スープも付いている。

鱧のしゃぶしゃぶセット
鱧のしゃぶしゃぶセット ・ ¥53,000

鱧は骨が細かく多いため、昔から「骨切り」という技術で調理される。だが家庭では難しい。このセットは、その手間を省いて、しゃぶしゃぶの形で届く。夏の夜、鍋を囲む時間が、港町の仕事の流れと直結する。定期便だから、三週間か一ヶ月の間隔で、季節の食べ方が家に着地する。スープで煮詰めた後、ポン酢で食べるのが定番だが、白みそ仕立てにしても、鱧の淡白な身は引き立つ。

小松島の漁業は、ちりめんの漁獲量が年々減少する中、こうした季節の魚を丁寧に扱う事業者の手で支えられている。港湾都市から医療福祉都市へと変わろうとしている今、この町の台所の記憶は、こうした定期便の中に生きている。

他の選択肢

黒毛和牛の切り落としも、毎日の料理に向く。A4ランク以上の肉を、550グラムから1.5キロまで選べ、定期便で届く。小松島の台所では、こうした肉と魚が季節ごとに交互に現れる。

黒毛和牛の切り落とし
黒毛和牛の切り落とし ・ ¥9,000

漬け丼セットは、サーモン・まぐろ・鯛の三種。80グラム×6パックで、白いご飯の上にのせるだけで一食が成立する。朝食や昼食の手軽さと、港町の水産加工の技が同居している。

小松島市のおすすめ返礼品(編集部の推し)

定期便 全3回 鱧 ハモ しゃぶしゃぶ セット

¥53,000

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徳島県・市 ・ 人口約36,123 ・ 沿岸漁業(ハモ・タチウオ・エビ・ちりめん・いりこ)・水産加工(竹輪・蒲鉾)・農業(米・イチゴ・キュウリ・ミカン・タケノコ・菌床シイタケ・ヤマモモ) ・ 収録返礼品 6件 ・ 自治体公式

小松島市に寄付して受け取れる返礼品(6件)

小松島は、かつて四国の東玄関として栄えた港町だ。国鉄小松島線の廃止、フェリー航路の撤退で、その面影は薄れた。だが漁業と農業は今も続いている。返礼品を通じて、この町の食卓の現在を見ることは、衰退の物語ではなく、生業が静かに続く風景を知ることだと思う。夏のハモは、その象徴だ。— 高木 みのり