谷筋に沿って、64の集落が息づく町
三朝町に入ると、まず天神川とその支流が刻んだ谷の深さに気づく。一級河川の流れに沿って、64の集落が点在する。山に囲まれた地形だ。鳥取県の中央部にありながら、町の面積は県内で2番目に大きい。それは、谷筋が複雑に入り組んでいるからだ。
三徳川、小鹿川、加茂川。支流たちが急流で谷を削り、その両岸に人の営みが細く続く。この地形が、町の産業と暮らしを決めている。温泉、米、そして山の恵み。すべてが水と地形に支配されている。
温泉地の田んぼで育つ米
三朝温泉は、平安時代の開湯と伝わる。世界屈指のラドン含有量で知られ、温泉熱を利用した農業も行われている。この温泉地の周辺で、米が育つ。
三朝米きぬむすめは、温泉地の恵みを受けた土地で作られる。玄米で届く10キロは、精米して食卓に上る。温泉地の湿度と、谷間の昼夜の気温差。そうした条件が、粒を整える。冬の晩酌の時、あるいは朝食の茶碗に、この米の甘さが静かに立ち上る。

温泉地でありながら、農業が営まれている。その両立が、三朝町の風景だ。観光と生業が地続きの町で、寄付すると家に届く米。それは、町の地形と産業の両方を一度に知ることになる。
温泉地に泊まる、という選択肢
三朝町への寄付は、米だけではない。楽天トラベルクーポンを使えば、三朝温泉の対象施設に泊まることができる。10,000円の寄付で、温泉地の宿を体験する。

三徳川の両岸に並ぶ温泉施設。その中で、夜間に湯に浸かり、朝に谷間の景色を見る。温泉地の暮らしを、数日間だけ自分のものにする。それが、ふるさと納税の返礼品になっている。
米を食べ、温泉に浸かる。三朝町への寄付は、そうした二つの体験を同時に選ぶことができる町だ。
日本遺産の地へ
三朝町は2015年、日本遺産に認定された。「六根清浄と六感治癒の地~日本一危ない国宝鑑賞と世界屈指のラドン泉~」という名で。三徳山の投入堂、小鹿渓、そして三朝温泉。これらが一つの物語を成している。
返礼品を通じて、その物語の一部に触れることになる。米を食べることで、温泉地の農業を知り、温泉に浸かることで、谷間の町の暮らしを感じる。小さな町だからこそ、すべてが繋がっている。