大井川の伏流水で育つ、吉田のウナギ
吉田町は大井川河口から下流域に広がる町だ。この川の伏流水と、焼津港周辺の水産加工場から出る魚のアラ——カツオやマグロといった良質なアミノ酸を含む餌を使って、町の各所に点在する養鰻池でウナギが育てられてきた。
近年、愛知県産や輸入ものに押されて廃業する事業者も増えたが、残った養鰻業者たちは高級ブランド化を模索している。吉田町産のウナギが通の間で「ウナギは吉田に限る」と言われるのは、この餌の質の違いにある。単なる飼料ではなく、海の恵みそのものを食べて育ったウナギの味わいは、他の産地とは別物だ。
白焼きのウナギは、炭火で一本一本丁寧に手焼きされた大串が四尾届く。冷凍で送られてくるので、食べたい時に温め直すだけで、あの香ばしさと身の柔らかさが蘇る。タレをかけずに白焼きのまま食べれば、ウナギ本体の味がはっきり立つ。夏の疲れた体に、白いご飯と一緒に。あるいは、秋口の晩酌の肴に。町の養鰻池で育った一尾が、そのまま家の食卓に着地する。

大井川河口の海の幸、小分けで日々の食卓へ
吉田漁港はシラスの揚がる港としても知られ、周辺にはシラスの加工場が点在する。また、大井川河口という立地から、マグロなど多様な魚が水揚げされる。

漬けマグロは、山かけ丼用に仕上げられた一品だ。70グラムのパックが二つ、冷凍で届く。朝、ご飯の上に乗せて、付属のタレをかけて食べる。あるいは、夜の酒の肴に。小分けパックなので、一人分ずつ使い切れる。

海鮮丼も同じく小分けで、60グラムのパックを10〜20個選べる。冷凍庫に常備しておけば、ご飯を炊いて解凍するだけで、漁港の海の幸が食卓に上がる。季節の変わり目、食欲がない時、あるいは共働きで調理時間が取れない日々の中で、吉田の海が家に届く形だ。
駿河湾を望む町の、もう一つの顔
吉田町は大井川と坂口谷川に挟まれた平野部で、農業も盛んだ。レタスやメロン(「ダイヤ印」ブランド)の栽培が知られ、稲作も続いている。しかし、この町の食卓の中心にあるのは、やはり水だ。大井川の伏流水、駿河湾の海の幸。その両方が、町の生業を支えている。
静岡そだちの和牛も、この町の企業誘致による産業基盤の上に成り立つ返礼品だ。東名高速道路吉田ICを利用した物流の便が、良質な食材を全国に届ける基盤になっている。すき焼き用の640グラムは、家族で囲む食卓の中心になる。
吉田町に寄付すると、ウナギ、シラス、マグロ、そして和牛——水と土地の恵みが、冷凍で家に届く。それは観光ではなく、日々の食卓の延長線上にある、町の生業そのものだ。