天城山の南東麓、海に落ちる町
伊豆半島の東岸。天城山の南東麓から相模灘まで、急峻な地形が一気に海へ落ちる。この町は、そうした地理の中に生まれた。
断崖が多く、荒々しい海岸線。住宅地は海岸付近に集中し、稲取、北川、熱川、片瀬、白田といった小さな港町が点在する。江戸時代から続く漁業の町であり、同時に明治には硫黄採掘の地でもあった。今は観光と温泉が町を支える。
山と海の距離が近い。その近さが、この町の表情を決めている。
温泉の湯治、港町の季節
東伊豆町には複数の温泉がある。大川温泉、北川温泉、熱川温泉、片瀬白田温泉、稲取温泉。それぞれが小さな港町に寄り添い、旅館が中心となって営まれている。
熱川温泉の源泉はほぼ100℃。大川温泉の源泉は褐色に濁る。こうした個性ある湯が、町の各地で湧いている。
寄付をすると、町の感謝券が届く。これを使って、稲取の港町を歩き、温泉に浸かり、地元の食卓に着く。冬の雛のつるし飾りの季節、夏の潮風よさこいの夜、春の蛍鑑賞の竹ヶ沢公園。季節ごとに町は表情を変える。

感謝券は宿泊、食事、観光に使える。港町の旅館で、湯に浸かり、夜明けの漁港を眺める。そうした時間が、この町の返礼品だ。
港町の食卓、海の恵み
この町の漁業従事者は全体の1%に過ぎないが、海は町の背景にある。稲取港の朝市では、地元の漁師が水揚げした魚が並ぶ。キンメダイを使った「げんなり寿司」は、江戸時代から続く郷土料理だ。
金目鯛の定期便は、毎月1回、6ヶ月間、港町の海の幸を食卓に届ける。冷凍で届き、調理は自分のペースで。珍味も毎回付く。

稲取漁港直売所「こらっしぇ」では、毎日朝8時半から午後3時まで、その日の水揚げが並ぶ。寄付者が町を訪れた時、立ち寄る場所になるだろう。
楽天トラベルのクーポンも用意されている。宿泊先を自由に選び、温泉と港町の時間を重ねる。
東伊豆町への寄付は、断崖と海に抱かれた小さな町の、季節ごとの暮らしを家に招くことだ。
