雪国の米作りが、ここにある
五所川原は津軽半島の西に位置し、冬の顔が強い町だ。年平均降雪量が543センチに達する特別豪雪地帯。この厳しさが、米作りの質を決める。
岩木川が運ぶ肥沃な土、冬の寒冷が病害を抑え、春の雪解け水が田を潤す。江戸時代、弘前藩の新田開墾事業で灌漑用水が整備され、境野沢ため池や藤枝ため池といった溜池が今も田を支えている。こうした風景の中で、米は育つ。
青天の霹靂は、青森県が開発した品種。粒が大きく、甘みが立つ。冬の間、白い飯として食卓に着地する。5キロか10キロを選べるので、家族の食べ方に合わせて届けてもらえる。精米で届くから、研ぐ手間も最小限。炊きたての湯気の中で、米の香りが立つ瞬間がある。それが、この町の冬の手当てだ。

米と一緒に、りんごの酒を
五所川原の返礼品には、りんごを使った酒が複数ある。アップルブランデーは、青森りんご100%で仕込まれたもの。25度の穏やかなアルコール度数で、晩酌の相棒になる。

この町はりんご栽培の歴史も深い。米と同じく、冬の寒冷がりんごの糖度を高める。ブランデーに仕込まれたりんごは、その甘さと酸味が樽の中で時間をかけて熟成される。白い飯を食べ終わった夜、小さなグラスに注いで、ゆっくり味わう。米と酒、両方が津軽の冬を運んでくる。
選び方のポイント
五所川原の米は、品種が複数ある。まっしぐらやはれわたりも同じ寄付額で選べる。家族の好みで、粒感を重視するか、粘りを重視するか。そうした選択肢があることが、この町の返礼品の実用性だ。
りんご酒も、ブランデーとシードルで飲み口が異なる。シードルは低アルコール(2%)で、食事の最中に飲むこともできる。米と酒、どちらを主役にするか。その選び方で、五所川原との付き合い方が決まる。