盆地の冬が米を育てる
伊佐市は鹿児島県の北端、九州山地に囲まれた大口盆地にある。標高180メートル前後の内陸盆地は、冬になると京都より寒くなる。1月の平均気温は4.6℃。「鹿児島の北海道」と呼ばれるほどの冷え込みが、この町の米を特別にしている。
夏は南九州の太平洋側気候で降水量が多く、冬は厳しい寒さ。その気候の振幅が、米の粒を引き締める。川内川が市を縦断し、盆地の水田を潤す。伊佐米は県内屈指の米どころとして知られ、その品質は焼酎の麹原料として欠かせない存在だ。
特別栽培米 伊佐米永池ひのひかりは、その土地の手間が詰まった一品。農薬と化学肥料を減らし、盆地の気候と水に向き合った米作り。届いた時点で既に新米の季節。炊いた時の香りは、この町の冬の厳しさと夏の恵みが一粒に凝縮されている。白米として、あるいは玄米食として、毎日の食卓に着地する米だ。

焼酎は米麹から始まる
伊佐の焼酎文化は古い。郡山八幡神社の修理で見つかった永禄2年(1559年)の木片に「焼酎」の語が書かれていた。現存最古の用例である。その長い歴史の中で、伊佐米は焼酎の心臓となってきた。米麹がなければ、伊佐の焼酎は成り立たない。
伊佐の普段飲みお手軽セットは、黒伊佐錦・伊佐錦・伊佐大泉の3本。900ml×3本は、晩酌の相棒として家に届く。冬の夜、盆地の冷え込みの中で、米から生まれた焼酎を飲む。その味わいは、この町の米作りと焼酎造りが一体であることを思い出させる。

米と焼酎、そして肉
伊佐市の返礼品は、米と焼酎が中心だが、黒毛和牛も育つ。鹿児島県産黒毛和牛 サーロインステーキは、200g×4枚。焼酎の肴として、あるいは週末の食卓の主役として。盆地の冬の冷え込みが、牛の肉質を引き締める。
もう一つ、プレミアム玄米食ぱんは、自社栽培の玄米を使った食パン。伊佐米の別の顔だ。朝食の食卓に、この町の米が玄米として着地する。焼きたてを急速冷凍で届けるため、解凍後の香りと食感は、焼きたてに近い。
伊佐市への寄付は、盆地の気候が育てた米と、その米から生まれた焼酎、そしてそれらを支える農業と産業の営みを、家の食卓に迎え入れることだ。