象頭山の裾野に広がる門前町の風景
琴平町に入ると、まず目に入るのは象頭山だ。標高524メートル、町の西側に聳える山。その山裾に沿うように町が細長く伸びている。江戸時代、金毘羅参りが盛んになると、全国から参拝客が集まり、この町は門前町として息づくようになった。今も琴平駅から金刀比羅宮へ向かう参道には、かつての賑わいの痕跡が残っている。
町を流れる金倉川。讃岐平野の南西に位置するこの地は、山と平野の境界にある。そうした地形が、この町の産業を形作ってきた。観光が主産業であることは確かだが、同時にニンニクの一大産地でもある。そして、季節ごとに実る柑橘類。象頭山の南斜面から讃岐平野へ向かう傾斜地は、果樹栽培に適した環境を持っている。
季節の果実が届く、讃岐の定期便
さぬきキウイっこの定期便を選んだ理由は、この町の風土が最も素直に表れているからだ。冬から春へ向かう季節、さぬきキウイっこからはじまり、越冬小原紅早生へと移ろう。同じ讃岐の土で育った果実が、季節とともに家に届く。それは、この町が持つ時間の流れそのものだ。

参道を歩く観光客の足が絶えない町だからこそ、地元の農家たちは季節の果実を丁寧に育ててきた。象頭山の麓で、讃岐平野の恵みを受けて。定期便で届く果実は、その営みの証だ。冬の甘さ、春の爽やかさ。食卓に季節が着地する。
温泉の湯と、旅の時間
こんぴら温泉郷は、町内の各宿泊施設に湯を供給している。こんぴら温泉湯元八千代の宿泊プランで一泊すれば、参道を歩いた足を温泉で癒すことができる。金刀比羅宮への参拝と温泉。江戸時代から続く、この町の旅のかたちだ。

寄付をして返礼品として届く宿泊券。それは、この町を訪れるための切符になる。象頭山の麓で、讃岐の季節を感じながら、温泉に浸かる。そうした時間が、ふるさと納税を通じて家から始まる。
地酒も忘れずに。金陵の純米吟醸「濃藍」は、琴平町と多度津町の共通返礼品。晩酌の時間に、讃岐の酒が杯に注がれる。季節の果実を食べ、温泉の思い出を温めながら。
