沼田川が運ぶ、三つの原の米
三原の名は、町の背後にそびえる山々の谷間から湧き出た三つの川——湧原、駒ヶ原、小西原——が流れ出す平地に由来する。その地名の由来そのものが、この町の地形を物語っている。
市の中心を流れる沼田川は、東広島の賀茂台地を源とし、河口の中心市街地へ注ぐ。北部は吉備高原南端の標高400メートル以上の高原地帯。南は急峻な山が海岸線間近まで迫る。こうした地形の中で、水と土と気候が織りなす環境が、米を育てる。
みはら高原米 浮城は、その高原地帯で栽培される。「浮城」の名は、三原城の異名。小島を繋いで築かれた近世海城は、水に浮かぶように見えたという。その城の名を冠した米は、高原の清冽な水と、昼夜の寒暖差が生む甘さを携えて、食卓に届く。白米でも玄米でも、その土地の風が感じられる一杯だ。

城下町の宿と、旅の時間
三原は交通の要衝だ。山陽新幹線、山陽本線、呉線が交わり、広島空港も市域に含まれる。古くは三原城の城下町として栄え、今も沼田川河口の中心市街地に、その歴史の層が残っている。
楽天トラベルクーポンや日本旅行の地域限定クーポンは、この町と周辺の温泉地、観光地での宿泊に使える。尾道、竹原、呉といった瀬戸内の町々へのアクセスも良い。三原を拠点に、瀬戸内の水辺を巡る旅。あるいは、高原の静寂の中で、届いた米を炊く。そうした時間の選択肢が、この町の返礼品には詰まっている。

旧安芸国と旧備後国の境に位置する三原は、二つの国の文化を持つ町だ。その多様性が、訪れる者に何度も足を運ばせる理由になるのだろう。
