甲府盆地の東縁、気温差が果実を濃くする
山梨市は甲府盆地の北東縁に位置する。盆地特有の気候——夏は暑く、冬は寒い。この激しい気温差が、ぶどうと桃の甘さを凝縮させる。市域の南部は平地で、笛吹川や日川などが南北に縦貫し、複合扇状地を形成している。この水はけのよい土地が、果樹栽培に適している。
戦後、米麦栽培や養蚕から果樹栽培へと転換した山梨市。今では主産業はぶどうとモモ。その他にサクランボやイチゴも産出している。特にぶどうは、甲州ワインの産地として知られ、市内にはサントネージュワインワイナリーなど複数のワイナリーが立地している。
推し一品:農園直送のシャインマスカット
農園直送シャインマスカットは、この町の気候と手間が詰まった一房だ。

届いた時点で、房は冷蔵で保たれている。開けると、粒の透明感が目に入る。シャインマスカットは種がなく、皮ごと食べられる品種。盆地の昼夜の気温差が、この粒の中に糖度を積み重ねる。
食べ方は単純だ。冷やしたまま、そのまま口に入れる。あるいは、房から粒をひとつずつ外して、冷たいデザートボウルに盛る。夏の夜、晩酌の後の一皿として。秋口なら、家族で房を囲んで、粒をつまむ。皮の張りが心地よく、果肉の甘さが舌に残る。
農園直送という言葉は、流通の短さを意味する。朝採りされた粒が、翌日には家に着く可能性もある。その鮮度が、シャインマスカットの透明感を保つ。冷蔵庫で3〜5日は持つが、届いてから3日以内に食べるのが、粒の張りを感じる食べ方だ。
季節の桃、カタログで選ぶ楽しみ
山梨厳選旬の桃は、発送時期によって品種が変わる。初夏の白鳳、盛夏の白桃、秋口の川中島白桃——季節ごとに、その時最も旬の桃が届く。

桃は、届いた時点では少し硬い。常温で2〜3日置くと、香りが立ち、果肉が柔らかくなる。食べ頃を見極めるのは、香りと、指で軽く押した時の弾力。皮をむく時は、流水で優しく洗い、包丁で放射状に切り込みを入れ、皮をむく。種に沿って半分に割り、種を取り除く。
朝食の一皿として、あるいは昼下がりの一個として。桃の甘さは、砂糖を足す必要がない。盆地の気温差が、果肉に蓄えた糖分が、そのまま甘さになる。
フルーツカタログ5品選べるプレミアムギフトは、後からゆっくり選べる仕組み。桃、シャインマスカット、サクランボ、イチゴなど、複数の品目から5品を選ぶ。家族の好みに合わせて、季節ごとに異なる組み合わせを選ぶ楽しみがある。
ワインで、この土地の歴史を飲む
山梨市はワインの産地でもある。1957年、昭和天皇が太白醸造のワイン工場に行幸啓した歴史がある。その後、市内のワイナリーは、甲州ワインの品質向上に力を注いできた。
山梨県産白ワイン2本セットは、甲州種と八幡のデラという地元品種を使ったもの。甲州種は、この地で古くから栽培されてきた品種で、白ワインの定番。八幡のデラは、市内の八幡地区で栽培される品種。
晩酌の時間に、グラスに注ぐ。盆地の日中の暑さと、夜間の冷え込みが、ぶどうの酸度と甘さのバランスを作る。その味わいが、グラスの中に凝縮されている。
返礼品を選ぶ視点
山梨市の返礼品は、果実とワインが中心だ。これは、戦後の産業転換の結果であり、盆地特有の気候が支えている。
高額の返礼品には、旅行クーポンや宝飾品も含まれるが、この町を代表するのは、やはり果実だ。シャインマスカット、桃、ワイン——これらが、山梨市の食卓を作ってきた。
寄付額は、品目と量で選ぶ。シャインマスカットなら、0.6kg(1房)から1.8kg(2〜5房)まで選べる。家族の人数、食べるペースに合わせて、量を決める。桃も同様に、1kg、2kg、3kgから選べる。
カタログギフトは、季節ごとに異なる品目が並ぶ。申し込み後、数ヶ月の間に、好みの品を選ぶ時間がある。その間に、季節が移ろい、旬の品が変わる。その変化を楽しむのも、ふるさと納税の一つの使い方だ。
