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白山市、手取川の恵みを食卓へ

山から海へ流れる水が育てた米と肉。白山麓の生業が返礼品に宿る。

白山市の風景
白山市(石川県)/ 写真: Wikimedia Commons

白山市のおすすめ(編集部が選定)

収録返礼品は全6件。

水の旅が育てた米

白山市は、日本三名山の白山から日本海へ流れ下る手取川の全流域を占める。山頂の雪解け水が中流で西へ曲がり、北部の扇状地を潤して海へ注ぐ。この「山-川-海そして雪 いのちを育む水の旅」が、市全域を白山手取川ジオパークとして認定させた。

その水が育てるのが、平野部の稲作だ。白山市は県内コメ生産額の14%を占める。豊富な伏流水と広い耕地に恵まれた土地で、代々米を作り続けてきた。松ちゃんのごはんは、そうした米を炊いてパックに詰めたもの。届いた時点で既に炊き上がっているから、温めるだけで食卓に白山の米が着く。朝の忙しい時間、夜遅い帰宅、弁当の足しに。手取川の水が育てた米の味を、手間なく毎日の食事に組み込める。

松ちゃんのごはん
松ちゃんのごはん ・ ¥7,000

扇状地が支える工業と、その先の肉

白山市北部の扇状地は、大規模な工場建設に適した地形だ。手取川の伏流水を活用した繊維、食品、精密機械など、各種製造業が盛んである。この工業基盤があるからこそ、市は金沢市に次ぐ県内第二の人口を持つ都市へと成長した。

返礼品の中には、そうした産業都市としての白山を映す品もある。能登牛のハンバーグは、地元の食品製造技術と流通網があってこそ、家庭の食卓に届く。冷凍で送られてくるハンバーグを焼く時間は数分。白山の工業が支える食品加工の精度が、毎回同じ仕上がりを約束する。

能登牛のハンバーグ
能登牛のハンバーグ ・ ¥13,000

合併が生んだ多様性

2005年、旧松任市と周辺の町村が合併して白山市が誕生した。松任の平野部と、白山麓の山村が一つの市になった。その結果、白山市の返礼品は、都市的な工業製品から山麓の農産物まで、幅広い顔を持つようになった。

米とハンバーグ。一見すると異なる返礼品だが、どちらも手取川の水と、その流域に根ざした生業の産物である。白山市に寄付することは、山から海へ流れる水が育てた、この地の営みを支えることなのだ。

白山市のおすすめ返礼品(編集部の推し)

ふっくらおいしい「松ちゃんのごはん」

¥7,000

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石川県・市 ・ 人口約110,135 ・ 稲作(県内コメ生産額の14%)・野菜栽培(トマト・レタス・メロン)・果樹栽培(ナシ) ・ 収録返礼品 6件 ・ 自治体公式

白山市に寄付して受け取れる返礼品(6件)

白山市の返礼品を見ていて印象的だったのは、高額な電子機器と食品が並んでいることだ。これは合併によって生まれた市の構造をそのまま映している。松任の工業都市としての側面と、白山麓の農業・山村としての側面が共存している。推し一品に米を選んだのは、その多様性の中でも、最も根源的な営みだからだ。水が育てた米は、この町の基盤を最も素直に表現していると感じた。— 藤村 史朗