東京湾を背に、幕末から続く街並みを歩く
横浜に入ると、まず感じるのは水の近さだ。東京湾に面した港町。1859年の開港から、この街は外国資本と日本の接点となり、ガス灯やアイスクリームといった舶来品が最初に灯った場所である。市街地の大部分は丘陵地だが、沿岸部の関内地区には、西洋近代建築の歴史的建造物が今も立ち並ぶ。赤レンガ倉庫、旧外国人居留地の山手地区—異国情緒と日本の近代が同居する景観は、この街の本質を映している。
関東大震災で一度は壊滅したが、復興計画で山下公園が日本初の臨海公園として生まれた。戦後は米軍接収を経て、ジャズなどアメリカ文化の発信地となり、1989年の横浜博覧会以降、みなとみらい21地区の再開発で高層ビルと歴史的建造物が共存する先進的な街へと変わった。しかし、この「お洒落で海が近い街」というイメージは、実は市の一部に過ぎない。市の大部分は山や丘であり、東京のベッドタウンとしての顔も強い。
港町に泊まる—開港の地で時間を重ねる
横浜を訪れるなら、この街の歴史が最も濃く残る地で泊まることをすすめたい。楽天トラベルクーポンは、横浜市内の対象施設で使える宿泊券。関内地区や山手地区、みなとみらい地区など、この街の顔となる地域のホテルで、開港以来の時間を身体で感じることができる。


朝、窓から東京湾を眺める。昼間人口が夜間人口を下回るこの街は、朝の静けさが特別だ。かつて生糸貿易の中心地だった港は、今も船の往来が絶えない。夜は、横浜ランドマークタワーやコスモクロック21の灯りが湾を照らす。異国情緒と近代性が交差する夜景は、この街が歩んできた160年以上の時間を物語っている。
港町の味わい—クラフトビールと焼酎
横浜の食文化も、開港の歴史と無関係ではない。洋食、中華料理、ナポリタンスパゲッティ、タンメン、家系ラーメン—舶来品と日本の食が融合した独特の食卓がある。
TDM 1874 Breweryのクラフトビールは、横浜で醸造される地ビール。農と醸造が出会う「農×Beer」という発想は、この街が持つ多様性を象徴している。市の大部分が丘陵地であり、郊外には農地も点在する。都市と農の距離が近い横浜だからこそ生まれた一品だ。

もう一つ、ほどじゃが焼酎は、この地で作られた蒸留酒。晩酌の時間に、港町の夜景を眺めながら、この街の味を静かに味わう。
返礼品を選ぶ視点
横浜への寄付は、この街の多面性を理解することから始まる。港町としての顔、東京の衛星都市としての顔、そして丘陵地に広がる住宅街としての顔—複数の横浜が共存している。
宿泊クーポンは、その複数の顔を自分の足で歩いて確かめるための入口だ。クラフトビールや焼酎は、この街が持つ食文化の多様性を、家の食卓に運ぶ。高額な電源やクリーナーよりも、この街の本質に触れる品を選ぶことで、寄付の意味が深まる。
