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杉戸町、江戸川の恵みを食卓へ—うなぎと季節の手仕事

関東平野の低地で育つ国産うなぎ。年4回、季節ごとに届く蒲焼の味わい。

杉戸町の風景
杉戸町(埼玉県)/ 写真: Wikimedia Commons

杉戸町のおすすめ(編集部が選定)

収録返礼品は全2件。

江戸川と中川に挟まれた町の、水の恵み

杉戸町は埼玉県の東部、関東平野の中央からやや南寄りに位置する。町域の大部分は海抜8m前後の中川低地に属し、古利根川、江戸川、葛西用水など、幾筋もの河川と用水路が網の目のように走る。この水の豊かさが、この町の産業と食卓を形作ってきた。

江戸時代には日光街道の宿場町として栄え、明治以降も農業と水運の町として歩んできた杉戸。その歴史の中で、この低地の水環境を活かした養殖業が根付いている。国産うなぎの蒲焼は、そうした背景の中で生まれた返礼品だ。

国産うなぎの蒲焼
国産うなぎの蒲焼 ・ ¥66,000

年4回の定期便で届くというのが、この品の特徴である。春夏秋冬、季節ごとにうなぎを食卓に迎える。冬の晩酌に、夏の土用の丑の日に、あるいは秋の夜長に。届くたびに、その時季の食べ方を考える。温かいご飯に乗せるのか、冷やして食べるのか、あるいは酒の肴にするのか。選べる容量というのも、家族の人数や食べ方に合わせて、毎回の注文時に調整できるということ。返礼品は一度きりではなく、一年を通じて、その町とのつながりが続く形になっている。

台所に届く、小さな手仕事

もう一つ、この町の返礼品として目に留まるのがおかきの詰め合わせである。4種類のおかきが一箱に。揚げたもの、焼いたもの、塩辛いもの、甘いもの—台所で作られた小さな菓子の詰め合わせは、晩酌の友であり、来客時の茶菓子であり、子どもたちのおやつでもある。

おかきの詰め合わせ
おかきの詰め合わせ ・ ¥7,000

関東平野で育つ米を、町内で加工する。そうした地域内の循環が、こうした返礼品の背後にはある。うなぎも、おかきも、この町の水と土、そして人の手が関わっている。寄付という形で、その営みを支える。そして季節ごと、あるいは日々の食卓で、その町を思い出す。それが、ふるさと納税という仕組みの、最も素朴で温かい使い方ではないだろうか。

杉戸町のおすすめ返礼品(編集部の推し)

うなぎ蒲焼 うなぎ 国産 年4回定期便 <選べる容量>

¥66,000

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埼玉県・町 ・ 人口約43,755 ・ 農業・養殖業・地場産業 ・ 収録返礼品 2件 ・ 自治体公式

杉戸町に寄付して受け取れる返礼品(2件)

杉戸町は江戸時代から現代まで、水と向き合い続けた町だ。台風や洪水の歴史も多く、その度に堤防を築き、用水路を整備してきた。そうした営みの中で、この町の食べ物は生まれている。うなぎもおかきも、決して派手ではないが、毎日の食卓に静かに寄り添う品々。そこに、この町の本質がある。— 高木 みのり