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さいたま市、大宮台地の水が醸すクラフトビール

東京に最も近い県庁所在地で、地元の水と手仕事が出会う。

さいたま市の風景
さいたま市(埼玉県)/ 写真: Wikimedia Commons

さいたま市のおすすめ(編集部が選定)

収録返礼品は全1件。

大宮台地の地下水が、ビールになるまで

さいたま市は海に面さない内陸の政令指定都市だ。関東平野の中央に位置し、市の中央部を大宮台地が貫いている。この台地は関東ローム層で形成され、地下には良質な水が流れている。私はこの地形を見ると、ビール醸造に必要な水の存在を思わずにいられない。

氷川の杜シリーズは、この土地の水を活かして醸されたクラフトビールだ。氷川ブリュワリーという小規模な醸造所が、大宮台地の地下水を仕込み水として使い、複数の銘柄を手がけている。ビール醸造は水が命である。硬度、pH、ミネラル分のバランスが、仕上がりの香りと味わいを左右する。この地の水質が、どのような個性を持つビールを生み出すのか——それを知ることは、さいたま市という土地を飲むことに他ならない。

氷川の杜シリーズ
氷川の杜シリーズ ・ ¥20,000

4本セットで届く複数の銘柄を、季節の晩酌に並べてみてほしい。冷えた夜には濃厚な琥珀色を、初夏には爽やかなペールエールを。同じ土地の水から生まれた兄弟たちの違いを、グラスの中で比べる時間は、この町の地層を知る時間でもある。

東京に最も近い、しかし独立した水脈

さいたま市は東京都心から北西に約25キロメートルの距離にあり、県庁所在地の中で東京に最も近い。だが地理的な近さは、水脈の独立性を奪わない。市の西側には荒川が、東寄りには元荒川が流れ、市の中央部を大宮台地が貫く。この地形が、独自の地下水系を守ってきた。

小規模な醸造所が、こうした地の利を活かして営まれることは珍しくない。大都市圏の周辺部だからこそ、水と土地の個性を生かした手仕事が息づく余地がある。氷川ブリュワリーのビールは、そうした営みの一つだ。寄付を通じて、この返礼品が家に届く時、あなたは単なる飲料を受け取るのではなく、さいたま市という土地の地下水が、人の手によって別の形に変わったものを迎え入れることになる。

さいたま市のおすすめ返礼品(編集部の推し)

クラフトビール「氷川の杜」シリーズ4本セット お酒 晩酌

¥20,000

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埼玉県・市 ・ 人口約1,325,843 ・ 政治・行政(県庁、市役所機能)・商業・交通(大宮駅周辺の繁華街)・業務機能(さいたま新都心の中央官庁地方支分部局) ・ 収録返礼品 1件 ・ 自治体公式

さいたま市に寄付して受け取れる返礼品(1件)

さいたま市は人口132万を超える大都市だが、返礼品の情報は限定的だ。その中で、地元の小規模醸造所のビールが選ばれていることに、私は注目した。大都市だからこそ、逆に地の水と手仕事の価値が際立つ。東京圏の衛星都市という立場を超えて、この土地固有の資源を活かす営みがある。そこに寄付の意味がある。— 森下 工