漁師の町の冬の食卓
島牧村は、北海道の後志の南端に位置する、人口1400人ほどの小さな漁村だ。古くはニシン漁で栄えたこの町も、今はヒラメ、カレイ、ホッケ、そしてタコやエビの刺し網漁、サケの定置網漁で生きている。特にイカナゴ(地元ではコウナゴと呼ぶ)の漁獲量は、隣の寿都町よりも多いほどだ。
冬が深まると、この町の漁師たちは水ダコを獲る。日本海の冷たい海から上がる、身の詰まった水ダコ。水ダコのしゃぶしゃぶは、そうした漁の営みが、そのまま食卓に着地する返礼品だ。

300グラムを3パック。届いた時点で既に処理済みの状態で、すぐに鍋に入れられる。昆布を敷いた鍋に湯を沸かし、薄く切られたタコをさっと潜らせる。火が通るのは数秒。白くなった身を、ポン酢や土佐酢に浸して食べる。タコの甘みが、塩辛さと一緒に口に広がる。
島牧の漁師たちは、この町の海で何を獲り、どう食べてきたか。その営みの一部が、冬の夜、あなたの食卓に届く。
小さな町だからこそ、直売と民宿が生きている
村内には直売店や民宿を兼ねる漁家が多いという。つまり、漁師が自分で獲ったものを、自分で売り、自分で調理して客に出す。そうした距離の近さが、この町の返礼品にも反映されている。
水ダコは、冷凍で届く。解凍は冷蔵庫で自然に。急ぐなら流水解凍で15分ほど。一度解凍したら、その日のうちに食べ切るのが、漁師の町の食べ方だ。保存は冷凍で数ヶ月持つが、新鮮さを活かすなら、届いたら早めに。
賀老の滝、江の島海岸、賀老高原のブナ原生林。この町には自然が厚い。その自然の中で、漁師たちは毎日、海と向き合っている。その営みの結果が、あなたの食卓に届く。それが、島牧村への寄付の意味だ。